不動産売却に必要な書類

不動産売却をする場合、どんな書類が必要になるのでしょうか。そこで、こちらのページでは、不動産売却時に必要な書類について詳しく解説します。これから不動産売却を予定している方は事前に知っておくと良いでしょう。

売却相談時に必要な書類

不動産の売却を決めたら不動産屋さんへ売却の相談をすることになります。その際にいくつかの書類が必要となります。

売却する物件がマンションなのか戸建てなのか、土地なのかでも変わりますが、最低でも以下の書類が必要です。

• 登記簿謄本または登記事項証明書
• 売買契約書
• 物件購入時の重要事項説明書
• 登記済権利証または登記識別情報
• 固定資産税納税通知書および固定資産税評価証明書

マンションを売却する場合は、「マンションの管理規約または使用細則」や「マンション維持費関連書類」なども必要となり、戸建てや土地のみを売却する場合には「土地測量図・境界確認書」なども必要となりますので、不動産会社に相談してみると良いでしょう。

参照元：イエウール（https://ieul.jp/column/articles/332/）
SUUMO（https://suumo.jp/baikyaku/guide/entry/baikyaku_shorui）

不動産の売買契約時に必要な書類

不動産の売買契約時には上記とは別に、以下のように必要な書類があります。

• 土地・建物登記済証（権利証）または登記識別情報
• 印鑑証明書
• 固定資産税・都市計画税納税通知書
• パンフレット・管理規約・管理組合総会議事録など（マンションの場合など）
• 建築確認通知書・検査済証
• 測量図・建物図面・建築協定書など
• 物件状況等報告書
• 設備表

これらの書類を一度に準備をするのは非常に大変なので、売買契約までに揃えられるよう、事前に不動産屋さんに聞いておくと良いでしょう。

また、書類とは別に、実印が必要だったり、不動産会社によっては売買契約のタイミングで支払う支払手数料が必要だったりしますので、こちらも合わせて用意しておきましょう。

参照元：イエウール（https://ieul.jp/column/articles/332/）
SUUMO（https://suumo.jp/baikyaku/guide/entry/baikyaku_shorui）

不動産の引き渡し時に必要な書類

買主との条件交渉が完了し、売買契約も完了したらあとは引渡しを待つのみとなります。引き渡しまでに用意しておかなくてはならない書類もありますので、こちらもチェックしておきましょう。

• 本人確認書類
• 印鑑証明書
• 住民票
• ローン残高証明書またはローン返済予定表
• 鍵受領書（戸建て・マンションの場合）
• 所有権移転に必要な書類
• 確定測量図やパンフレットなど買主に引き渡す書類
• 物件引渡確認書
• 固定資産税、都市計画税納税通知書

上記の必要書類の他にも、実印や銀行振込先情報がわかる書類なども必要となります。これらもすぐに用意ができない場合もありますので、不動産会社に事前に確認をしておくと良いでしょう。

参照元：イエウール（https://ieul.jp/column/articles/332/）
SUUMO（https://suumo.jp/baikyaku/guide/entry/baikyaku_shorui）

不動産売却後に必要な書類

不動産を売却することで譲渡所得が発生した場合や、なにかしらの控除を適用したいという場合は、不動産を売却した翌年に確定申告をする必要があります。

もし、不動産売却によって譲渡所得が発生しなかった場合や、特に控除の適用が不要であるという場合には確定申告をする必要はありません。

不動産を売却した後の確定申告時に必要な書類は、以下の通りです。

• 確定申告書第一表・第二表
• 確定申告書第三表（分離課税用）
• 譲渡所得の内訳書
• 不動産購入時の売買契約書のコピー
• 不動産の取得にかかった費用の領収書のコピー
• 不動産売却時の売買契約書のコピー
• 不動産の譲渡費用がわかる領収書のコピー
• 登記事項証明書
• 本人確認書類
• 源泉徴収票

売却から時間が経ってしまうと必要書類がどこに行ったかわからなくなってしまうこともありますので、注意が必要です。

参照元：すまいステップ（https://sumai-step.com/column/article/2289/）

編集チームより

不動産売却をする際は、「不動産会社との売買契約時」や「買主との売買契約時」、「不動産の引き渡し時」、「不動産売却後の確定申告時」というそれぞれのタイミングで必要となる書類は異なります。

不動産売却全体を通してかなりの数の書類が必要となりますので、どの書類をいつまでに用意すべきかなどをしっかりと確認をしておきましょう。

また、印鑑証明や住民票などはまとめて取得ができるよう、事前にそれぞれ何通必要かもあわせて確認をしておくと、手間が少なく済みます。

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